ノンタイトル001〜100
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100-091
離さないで逃がさないで愛し続けて(でも束縛しないで)
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透明になりたかった
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姿を現すことなく消え た
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未来は決められているのですか(だって『運命』と書いて『さだめ』と読むのでしょう)
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感情的なあなた 感傷的はあたし
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ヒトの心を手にするは禁忌(ヒトにあらざるモノ故に)
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独占欲(ヒトを愛することは醜いことですか)
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君の全てを僕だけのモノにしたかっ た
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誰彼の刻
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凍えた夏の陽射し
090-081
傍にいて離さないであたし を
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あなた は何処?(あたしを置いて何処へといってしまったの)
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耳を塞いで眼を閉じて全てを拒ん で(あなたしかいらないの)
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涙を拭ってくれるあなたはいない
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憂鬱を何処かへ逃がして
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あなたに逢いたい(夢でもいいか ら)
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夢とも現ともつかない
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あなたに抱かれる夢を
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あなたの声であたしを包んで
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オルゴールの子守唄
080-071
ホットレモネードのようなあなたの口付け
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窓に映った月に口付け祈り を
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腹を喰いちぎって産まれた憎悪
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熔けたのは君 壊れたのは僕
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あぁ私のこの手はいつまでたっても血で汚れたままなのだ(けして拭えぬ汚れは罪の証かそれともこれが罰なの か)
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髪を切った日(女である自分を封印した日)
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泣くことを赦さなかったというのに泣く理由が欲しかっ た(それはつまり泣きたかったということか)
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大丈夫の定義
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だって此処から解放して欲しかったんです(だから舌を噛み切ったんです)
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さよならの意味なんて知りたくなかっ た
070-061
心臓が凍り付くような悲愴
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密かにこの身を焦がす想い
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醜く爛れた恋情
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静かに排出される憎悪
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吐瀉物塗れの愛欲
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紅い舌の誘惑に溺れる
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神は何者をも愛さない
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野獣的な淑女
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紳士的な野獣
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幾何学的な嘘
060-051
あなたのその純粋さであたしの穢れすらも昇華し て
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unknownの調べ
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「あなたを愛している筈がないでしょう」そう云って泣きながら僕を抱きしめた冷たい君の肩は小さく小さく 震えてた
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私の想いもあなたの心もその掌の上にある
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其の花は昨夜枯れた
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あなたが死を目の前にしていった言葉はあまりにも切なくて儚いのだっ た
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君のいた夏を思い出すよ
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ねぇ私は此処にいるわ眼を逸らしたりしないで私を見 て
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あなたの幻想を抱いて 今宵も僕は眠りにつきます
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ねぇ君は一体いつまで彼の背中を見つめ続けようとするの
050-041
赤い果実は背徳の味
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「この世に神様がいるとしたら無能かサディストのどちらかだろうね」
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恋よりも浅ましく愛よりも気高いこの感情になんと名付ければよいのだろう
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愛はいらないから心をください(そんなの無理だってわかってる けど)
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吐息で感じあうくらいに傍にきて
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君の熱で僕のスベテを溶かしてよ
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理由も約束もいらないから ただ 此処にいてください 僕の隣に いてください
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弾き出された×××は 一体何処へいってしまうの(注:×××には好きな言葉を入れて下さい(ex:あなた/僕 等)
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汚れた手で抱き合って それでしか互いの存在を確かめ合うことが出来ない なんて
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例えばこの関係が対等でなかったとしても それはしょうがないこと なの
040-031
本当に前世なんてあるの?罪は繰り返されるの?
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煩悩の数だけキスしよう(108回目のKiss with You)
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愛すればこそそうして僕は罪を重ねる
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崩れ落ちて深く深く沈み込んでもう浮き上がってこれない よ
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半径30センチちょうどピッタリの位置の俺とお前
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汝右の頬を打たれたら左の頬を打ち噛ませ!!
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百万回の口付けと千億の抱擁を下さい
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「あぁもうやめたまえよそんな瞳で私に縋らないでくれたまえ私は君の為に命を投げ出してやることなど出来はしないのだか ら」(もとよりこの身体に命などありはしないのだけれども)
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あなたとあたしの心の間に 見えない壁が存在するの
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確信犯 カクシンハン 隔心犯
030-021
滲んだ視界
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快楽殺人
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溜息の中には幸せが詰まっているの
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ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい この世に生まれてきたことを心の底から謝ります だから
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一体どれほどの心を殺したら君は君に戻れるの か
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霧散した僕の欠片をかき集めて
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悪夢に狂い咲け
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君のその 白い柔肌な首筋に 両の手の指をそっとめり込ませました
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そしてそこにはあなた"だった"紅い華が咲きました
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「これだから女性は恐ろしい」
020-011
苺色の神様
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理性と欲望の狭間で悶えてなんていないで その衝動に身も心も任せちゃってよ 誰もイヤだなんて言ってないでしょう?
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君の血液を全身に浴びて 僕は今蛹から蝶へと生まれ変わる
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形は無いけれども確かに其処にあって 温かくも冷たく 永劫を望むけれども儚い
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君の存在は儚い奇跡 僕の世界で確かな現実
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飲み干してよ 君のその白くて柔らかい喉を鳴らして 僕の滴る欲望を 苦くて粘った愛情を
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鏡に映った姿を見て全身を羞恥の色に染めながらも それでも快楽に身を堕としてゆく
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私とあなたの砂の城
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「セックスは心でするものですよ」
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君の一番深くて淫らなポイントに僕の熱くたぎった欲望を招待してよ
010-001
ただ愛していたのだとただ求めていたのだとただ焦がれていたのだと あぁ
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きっと感じていたんだあの人と俺の中に住んでる孤独が同じものだってことに だからだからこそ俺はこの傘を手放すことが出来なかったん だ
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雑踏の中俺はいつだって独りきりだ
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果てのない慟哭
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泣いて叫んで死を乞い願う
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どうして独りで逝ってしまったの
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みんなみんなあなたの所有物(モノ)
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何も言葉は発せず ただ溜息をつくことしか出来なかった
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憎くてたまらないはずなのにどうしてこんなにも愛しい
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死者に贈る餞贐の詞